« キリマンジャロ 4日目 | トップページ | 2010年 明けましてだいぶん経ちましたが »

2010年1月 1日 (金)

キリマンジャロ 5日目

22:30に目が覚める。
同室の日本人の家族は先に食事をとって、23:00頃に出発していった。
23:30に自分たちが朝食?夜食か。
ビスケット。もらったみそ汁も飲んで、甘甘のチャイと、ミロを飲む。

1112 

さのちゃんはちょっと元気になったかな。よかった。
寝れんかった言う人もいるけど、他のみんなもとりあえずは大丈夫そう。

小屋の中はさほど寒くならなかったけど、これから日が昇るまではどんどん寒くなってくる。
さのちゃんがユニクロのヒートテックシャツ、シバちゃんがヤッケと首に巻く用の布、タッさんからオサムさんのTシャツを貸りて、寒さ対策で着れるものは全部着こんだ。
着こんだもの上半身は、下からヒートテック、化繊のロングTシャツ、Tシャツ、ヤッケ、Tシャツ、フリース、ダウンジャケット。
下半身はパンツ、化繊のスパッツ、短パン、外側がナイロンのフリースパンツ、ゴアテックスパンツ。
靴下は綿×1、ウール×2。レンタルの靴はサイズがデカイのしかなかったから靴下3枚はいても大丈夫やった。
さて、実際にどれだけ寒くなるんやろか?

小屋の外はあちこちで「Happy New Year!」って聞こえたり、歌を唄ったりして盛り上がっている。
スワヒリ語で明けましておめでとうにあたる「Muaka Mukia」を覚えてガイド・ポーターさんたちと挨拶を交わした。

0:20 Kibo Hats出発。頂上アタックにはメインガイドのフレディ、サブガイドのキバチャ、ティノ、サミットアタックガイドのフェスト、あと2人くらいおったかな?が歌を唄いまくりで登り始める。一緒にワーってやりたかったけど、高山病になるかもという不安があったから静かに呼吸をしっかり整えながら登った。他のグループはここまで盛りあがっとるとこはなかったな。

先頭のフェストの後ろをついていく。
この日は満月で、月明かりにマウェンジがきれいに浮かび上がっていた。
道は砂利道で今までのなだらかな登山道とは違い斜度があってジグザグにひたすら登っていく。
疲れて休んでしまうと体が動かなくなって登るのが余計に大変になるから
なるだけ休憩しないようにゆっくりゆっくり(pole pole)登っていく。

途中、登山客とガイドさんが下りてくるのと何度かすれ違う。高山病にかかって引き返す人やろうか。
休憩していた白人女性がフラーっと倒れるのを見たりもした。

3:07(5175m)休憩。さのちゃん、シバちゃんが遅れてきた。しんどそう。
その休憩の後からは2グループに自然に分かれて登った。

4:52(5460m)頭が痛いとかじゃなかったけど、完全にヘロヘロになって動きたくなくなり自分から休みたいと言う。
その辺りは砂利道から石がゴツゴツした感じに変わっていたと思う。

フェストが「もう少しや、あの見えるとこがGillman's Pointやから」と言う。
そか、もう少しか~。 ヘロヘロ具合は落ち着いたけどなかなかたどりつけない。
この坂を登り終えたところがキリマンジャロの火口付近のGillman's Point(5685m)。

5:50 Gillman's Point到着!
ようやく辿り着いた~! まさか、こんな高いトコに自分が立つというのが信じられなくて
涙線がゆるくなって涙が出そうになった。
この際思いっきり泣いてやろ~と思ったら、タッさんが「やったよぉ・・・」って涙を流していたので
それを見たらこっちは涙がへっ込んでいった。
フーミンが少し遅れて登ってきて、タッさん、ぺぺ、と4人で喜び合った。
さのちゃん、シバちゃんの姿はまだゆっくり登ってきているのか見えない。

Gillman's Pointからは離れてはいるけど氷河が自分の目線の高さに見え感動!
日の出が近いからかマウェンジの後ろが少し赤くなってきた。
他のグループもいて賑やかな中に、
自分たちの先に行った日本人の家族全員登っていたから、おめでとうございますと声をかけた。

まだ暗いけど、ここの看板をバックにして写真を撮ろうとしたら
フェストが「写真はまた戻ってきた時や。時間がないからすぐ行くぞ。向うに見えるのが頂上や」と。
あと標高差200m。向うに見えるけど遠いな・・・
せかされるまま動き出すが、ホッとして完全に力が抜けてしまってか、軽い高山病でか足がフラフラになっている。
火口のまわりをグルーッと歩いていく。
道幅は狭く雪に覆われていて、その道のすぐ横は火口の谷。
ボーっとしてフラフラで歩いておるから、滑って谷に落ちるんじゃないかとすごく怖かった。

しばらくマウェンジが見えない火口側の岩の陰を歩いていた。
マウェンジが見えるとこに出たらちょうど日の出の直前。13

6:20 2010年元旦の初日の出を拝む! なんか変な感じ。
ぺぺと自分はしっかり拝んだけど、タッさんとフーミンはヘロヘロでそんな余裕がなかったみたい。

で、フェストとキバチャに時間がないからとせかされ頂上を目指す。
氷河が朝日で赤く染まり~何とも言えない景色やったけど、
14 しっかりと見る余裕もなくヘロヘロになりながらしょうがなく歩いた。
フーミンは完全にグループから離れてしまった。

7:45 途中休んではもう動きたくないと思いながら~
ようやく頂上のUhuru Peakウーフルピーク(5896m)に着いた。
タッさん、ぺぺとフェストで喜び合う。しばらくしてキバチャに付き添われたフラフラのフーミンが見えた。
フーミンを迎えに行って更にみんなで喜び合う。
16

ぺぺは元気に喋る喋る、スゲー! 男性陣はカラ元気。
寒さは話に聞いていたほどじゃなかったから、ほんとよかった。
アフリカ大陸の一番高いトコ!!!信じられんな~。15

まわりにはドッカーンと氷河が見える。
デカイけど、今は80%の氷河が溶けて消えてしまったらしい。
それでも見ごたえ十分! 相当デカイ!17
今思うと触ってこればよかったと思うけど、そんな元気はなかった。
頂上で30分くらい過ごして下山。

Gillman's Pointまで行く間が登りの時にくらべるとめちゃくちゃ怖かった。
フラフラの上に眠気まで襲ってきた。ちょっと腰を下ろすと寝てしまう。
フーミンはキバチャに付き添われてなんとか歩いてくる。
が、ヘロヘロになった自分のことで精一杯で他のことが考えれんかった。

9:10 Gillman's Point着。18
これでもう火口に落ちることはないとホッとする。
ホッとするが岩の下りも怖かった。

次第に岩場から砂利場に変わる。
登りはジグザグに登って来たけど、下りはまっすぐ下りていく。
フェストがまっすぐ走って下る。富士山のなんとか下りみたいやな。
フェストにならって走って下る。一気に距離を稼げるけど一気にヘロヘロ。
休んでは走ってをしばらく繰り返す。

10:50 Kibo Hat着。
さのちゃん、シバちゃんは途中で断念して先に小屋へ戻って休んでいた。

ここれからの予定は荷物をまとめて今晩泊まるHorombo Hatsまで下山しなきゃならない。
今はもう体を動かしたくない。荷物をまとめないままベットに横になる。

しばらくするとフーミンが抜けガラ状態で部屋に担ぎこまれた。
自分ひとりで歩けない状態になっていて、キバチャや他のポーターさんたちに支えられて下りてきた。
頭が痛いらしく高山病になっていた。
シバちゃんは調子が良くなったみたいやけど、さのちゃんはまだ具合が悪そうやった。
昼食にパンとスープが出たけど、自分はほとんど食欲がなくスープを少し飲んだくらいやった。

さのちゃん、シバちゃんは早めに下山。
部屋で休んでいるとフレディがやってきて具合が悪そうなフーミンに
「ストレッチャーが空いたから、それにフーミンをHoromboまで乗せていくぞ」と。
ストレッチャーいうのはサスペンション付きの一輪車担架のことで
具合が悪くて歩けない人をそれに乗せて、4人で一気に走って下って搬送するもの。
登りの時に一回すれ違ったけど、その下りの様がすさまじい!
サスペンション(バイク用?)がついておって、「今、段差でかなり跳んだけど、寝とる人大丈夫やろか・・・」デコボコ下り坂なんか全く気にしない様子で駆け下りていく。

タッさん、ぺぺ、自分はフーミンのそんな姿を見る元気もなく部屋で休んでいた。

出発があんまり遅くなると雨になったりするからと
13:00小屋を渋々出発。

15:00 Hrombo Hats着。やった・・・ 寝る。

18:00 夕食(ベジタブルスープ、ライス、ベジタブルソース、インゲン豆の炒めモノ、ツナマヨ、クレープ)
やっぱり食欲があんまりなく、頑張って食べるがちょっと残ってしまう。
フーミンは相変わらず頭が痛いって。さのちゃんは調子がちょっと戻ってきたかな。

登頂はできたけど、疲れ過ぎていろいろ振り返って考えることができない一日やった。

夕食後、さっさと寝る。

|

« キリマンジャロ 4日目 | トップページ | 2010年 明けましてだいぶん経ちましたが »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1197850/33399107

この記事へのトラックバック一覧です: キリマンジャロ 5日目:

« キリマンジャロ 4日目 | トップページ | 2010年 明けましてだいぶん経ちましたが »